競売と任意売却ってどちらが得?それぞれの特徴をご紹介

家を売りたいと考えている方、特にローンの支払いに困っている方へ。
競売と任意売却、これらの違いを知っていますか。
今回は、これらの違いとそれぞれの特徴についてご紹介します。
競売や任意売却を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。



□競売と任意売却の特徴



まずは、それぞれの特徴をご紹介します。

競売は、債務者がローンを数か月滞納した際に、債権者が裁判所に申し立てを行い、不動産を競売に出す手段です。
この方法では、市場相場の3〜5割安く取引されることがほとんどです。

一方任意売却は、債務者と債権者が協議の上、債務者の意思に沿って売却を進める方法です。
競売よりも高く、市場価格に近い価格での売却が期待できます。

*競売のメリット

競売のメリットは主に以下の2つです。
・売却の手間がかからない
・任意売却よりも長く住める可能性がある

ただし競売では取引価格が低くなるため、住宅ローンの返済額も少なくなり、多くのローンが残るリスクがあります。

*任意売却のメリット

任意売却のメリットは以下の3つです。
・競売に比べ価格が高くなる可能性がある
・個人情報が出回らない
・残債を分割支払いできる可能性がある

任意売却の最大のメリットは、競売よりも高く売却できることです。
これにより、残債が少なくなる可能性が高まります。

□競売と任意売却、どちらが得?



それでは、競売と任意売却とではどちらが得なのでしょうか。
どちらが得かは、ケースバイケースです。

しかし多くの事例で、任意売却の方が競売よりも有利に売却できることが示されています。
そこでここでは、具体的な事例をいくつか紹介します。

Aさんの場合、競売の落札価格は¥18,889,000でしたが、任意売却の協会提示価格は¥22,800,000。
差額は¥3,911,000となります。

Bさんの場合も、競売の落札価格は¥17,889,101に対し、任意売却の協会提示価格は¥21,800,000。
差額は¥2,910,899です。

やはり、純粋に少しでも高い価格で売りたいという方は任意売却を検討することをおすすめします。



□まとめ


今回は、競売と任意売却の違いとそれぞれの特徴についてご紹介しました。
今回ご紹介したように、競売と任意売却には、それぞれ特徴やメリットがあります。
しかし多くの事例で任意売却の方が有利に売却できることが示されています。
ローンの支払いに困っており、少しでも高い価格で売却したいと考える方は、まずは任意売却を検討することをおすすめします。

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