2022-04-26
不動産売却では建物の欠陥が原因で売却後にトラブルにつながることもあります。
インスペクションはそのようなトラブルを避けるためにも有効な調査です。
この記事では、インスペクションとはどのようなものなのか、目的や費用とともに解説していきます。
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インスペクションは専門家によっておこなわれる建物の状況調査のことです。
建物の劣化状況や修繕箇所などを知ることができます。
調査自体は1~3時間程度で終わりますが、結果が出るまでには1週間前後かかります。
国土交通省の既存住宅インスペクション・ガイドラインによると、インスペクションは目的別に以下の3つに分類されます。
●既存住宅現況調査
主に目視による調査をおこない劣化具合を把握するものです。
●既存住宅診断
劣化が生じている箇所について、破壊検査等も含めて調査をおこないます。
●性能向上インスペクション
こちらはリフォーム実施前におこなうもので、破裂検査も含め不具合の原因を把握していきます。
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ではなぜ不動産売却時にインスペクションをおこなうことが大切なのでしょうか?
理由としては以下の2点が挙げられます。
インスペクションが実施されている物件は早く売れる傾向にあります。
理由としては、買主側からするとインスペクションが実施され建物の状況がわかっている物件は安心感があるためです。
不動産売却時に、売主には契約不適合責任というものがあります。
契約書に書かれている建物の状況と実際の状況が異なる場合には買主は売主に対して責任を追求することができるのです。
売主としても、建物の見えない状況までは把握しきれません。
そのためインスペクションをおこない、その結果を契約書に記載することで、売却後のトラブルを避けることができます。
売主側からしてもインスペクションは安心して売却するために大切なものなのです。
以下のような目視でできる調査の場合には5~7万円程度です。
目視では確認できない以下のような調査の場合には6~12万円程度かかります。
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インスペクションは義務ではありませんが、おこなうことで安心して売却できるメリットがあります。
不動産売却の際には実施を検討してみてはいかがでしょうか。
私たち「正直不動産樹」は、さいたま市浦和区・南区・中央区を中心に周辺エリアの不動産売却をおこなっております。
空き家となっている物件の活用や売却についても承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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