空き家の定義とは?「特定空き家」についても解説します

2023-06-14

空家空地

今所有している家は空き家に当たるのか、気になっている方も多いでしょう。
そこで今回は、空き家の定義や管理不足が原因で認定される「特定空き家」の基準についてご紹介します。
空き家は放っておくと、建物の倒壊リスクを抱えたり、犯罪の温床になったりと、周囲にも悪影響を与えます。
もしも、定義に当てはまった場合は、早めに空き家の管理について検討しましょう。


□空き家の定義とは


国土交通省によると、「1年以上誰も住んでいない」、「1年以上何も使われていない状態」の家を空き家と定義しています。
例えば、空き家を使っていても倉庫のように荷物置き場として使っている場合は、その家は空き家に該当しません。
一方で、外観も内装が綺麗でも1年以上人が住んでいない家は空き家として認定されます。
マンションやアパートのような共同住宅では、全ての住宅が空室にならなければ、空き家と定義されません。

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□特定空き家の定義とは


特定空き家とは、管理不足で周囲に悪影響を与え、倒壊のリスクをはじめ危険な状態であると認定された物件です。
特定空き家には4つの判断基準があります。

*保全問題

庭木や空き家の敷地内に生えている植物が繁茂し、交通の妨げになっている場合、周囲は迷惑ですよね。
他にも施錠ができておらず、不審者の侵入が容易な場合は、周辺生活者の住環境を脅かすとして特定空き家の定義に該当します。

*景観の問題

壊れかけた建物がそのままにされていたり、植物が繁茂したりしており、景観を損なうと判断対象に入ります。
景観を損なう空き家は、周辺の環境と調和がとれないだけでなく、治安にも影響を与えます。
特に観光地にある空き家で重視される項目です。

*衛生上の問題

空き家は害虫や害獣が住みついてしまう懸念があります。
それにより、異臭の発生や周辺住民へ被害や影響があり、衛生上の問題を引き起こすため、認定判断の必要があるのです。

*危険性の問題

施錠が甘く、侵入が容易い空き家は犯罪の温床になる危険性が高くなります。
空き家には不審者が住みつくこともあります。
近隣住民の方にとっては、犯罪のリスクを身近に感じることになりますし、近くの店舗や賃貸物件にとっては風評被害にもなります。


□まとめ


今回ご紹介した特定空き家の条件は空き家の抱えるリスクともいえるでしょう。
特定空き家はこうした空き家に対し、行政代執行できるように指定されたものです。
空き家は所有する以上、管理がつきものです。
難しい場合は、空き家管理サービスの利用や売却も検討してみてくださいね。

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