築年数が古い家は売却できないと思っていませんか。
築50年の家でも売却は可能です。
今回は、築50年の一戸建ての売却相場と売却する際の注意点を解説します。
築50年の一戸建てを売却したい方は、ぜひ参考にしてください。
築50年の一戸建てを売却する際、最も大切なのは売却相場の理解です。
一般的に、木造一戸建て住宅の価値は新築時から年々減少し、築20年を過ぎると価値がほとんどないとされます。
特に築50年をこえると、法定の耐用年数を大きく上回るため、建物自体に価値がないと判断されるのが通例です。
そのため、築50年の一戸建ての売却価格は土地の価値が中心となるのです。
しかし、築50年を経過した一戸建てであっても、状態や条件が良好な場合、一定の価値が認められることがあります。
近年では、リノベーションを行い古い家を新しい魅力を持つ住宅として蘇らせる事例も増えています。
築50年の一戸建てを売却する際には、4つのことに注意しましょう。
1:解体して更地にするのはおすすめできない
建物に価値がないからといって、必ずしも更地にした方が良いわけではありません。
解体には高額な費用がかかり、また法律上の制約で再建築ができない場合があります。
2:リフォーム・リノベーションも慎重に
大規模なリフォームやリノベーションを行う場合、それに見合った売却価格を設定する必要があります。
しかし、売れ残るリスクや価格調整を迫られる可能性も考慮する必要があります。
古い家を購入して、自分でリフォームやリノベーションをしたい方もいらっしゃるので、大規模なリフォームやリノベーションはしないことをおすすめします。
もし、リフォームをしたい場合は、1部分だけにしておきましょう。
3:家財道具は事前に処分
売却予定の家に残っている家財道具は、事前に処分しておくことが望ましいです。
レンタル収納サービスを利用するなど、適切な処理方法を検討しましょう。
4:税金・費用に注意
不動産売却には、仲介手数料や税金(譲渡所得税・住民税)がかかります。
税金に関しては、特定の優遇制度を適用できる可能性があるため、自分の家に適用できるものはないかを確かめましょう。
築50年の一戸建ての売却は、市場の動向を理解し、適切な戦略を立てることが大切です。
建物の価値がほぼゼロとされる一方で、条件によっては価値が見いだされることもあります。
当社は不動産査定を無料でしております。
不動産の売却に不安がある方は、お気軽に当社にご連絡ください。