空き家の火災の原因や対策!持ち主の責任はどうなる?

2022-05-17

空家相談

空き家の火災の原因や対策!持ち主の責任はどうなる?

空き家を所有している場合は火災に気を付けなければなりません。
もし自分が所有者となっている空き家で火災が発生したら、どうすれば良いのでしょうか。
さいたま市で空き家を所有している方に向けて今回は空き家での火災の原因、防止対策や責任についてご紹介します。

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空き家の火災!その原因とは?

空き家で起きる火災の原因で圧倒的に多いのは、放火または放火の疑いです。
その他の原因としては、タバコのポイ捨て、ガス漏れなどによる爆発、配線機器のトラブルが挙げられます。
放火されやすい空き家の特徴は、以下です。

  • 電灯が灯らず、人の気配がない
  • 塀・垣根が低く、周りから覗かれやすい
  • 門扉がなく、ドアや窓も無施錠
  • 新聞紙や雑誌などの可燃物がそのまま放置されている

放置された空き家は、草が伸び放題になったり、ごみが不法投棄されたりすることで、投げタバコによる火災の可能性が高くなります。
また空き家の設備や配線の老朽化や、ネズミが配線をかじってしまうことで火災が発生するケースもあります。

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空き家の火災を防ぐための対策とは?

空き家の火災を防ぐ対策としては、放火の標的になりにくい環境にすることが大切です。

  • 人感センサーで点灯する照明を設置するなど、空き家のまわりを夜でも明るくする
  • 鍵をしっかり施錠し、ポイ捨てされないようにフェンスで囲むなどをする
  • 電気・ガスは確実に止め、燃えやすいものは片付ける
  • 管理者の連絡先を目立つ場所に掲げ、ご近所の方にも何かあれば連絡をくれるようにお願いをする

空き家では人がおらず放置されたままという印象を持たれないことが重要です。
そのためにも、普段からきちんと管理をすることが大切です。

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空き家で火災が発生したときの責任の所在は?

空き家での火災では、失火責任法により、所有者の損害賠償責任は問われません。
しかし、所有者に「重過失」が認められ、近隣にも延焼した場合は損害賠償責任を負うことになります。
重過失のケースは、空き家を長期間放置したり、無施錠で可燃物も放置していたり、放火の危険の予兆があるにも関わらず対策を怠ったりした場合です。
近隣への延焼の賠償責任に備えて、空き家でも火災保険に加入することができます。
ただし、普通の火災保険と比較して、保険料が高く加入条件も厳しいです。
空き家の火災保険加入は、空き家の管理状況が重要であり、廃屋同然では加入できない可能性があるので注意しましょう。
いずれにしても、普段からの空き家の管理、メンテナンスはきちんとおこなうことが重要となります。

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まとめ

空き家の火災の原因や対策、火災が発生した場合の責任についてご紹介しました。
空き家の火災の原因の多くは放火で、他にもガス漏れによる爆発や配線機器のトラブルがあります。
近隣にも延焼した場合は損害賠償責任を負うことになるため、日頃から管理やメンテナンスをしっかりおこないましょう。
私たち「正直不動産樹」は、さいたま市浦和区・南区・中央区を中心に周辺エリアの不動産売却をおこなっております。
空き家となっている物件の活用や売却についても承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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