空き家の片付けは、家族の同意も必要なうえ、大きな家財道具や処分に困るものも多く大変ですよね。
しかし、空き家の片付けは査定に大きく関わる重要な工程です。
今回は、片付けの重要性や手順についておさらいしていきましょう。
空き家を売却する際に片付けすることで、評価を下げずに売却できます。
まず、片付けすることで内見の時に、部屋を広く見せられます。
物が置いてあるだけで狭くて、圧迫感のある印象を与えてしまいます。
家具や日用品はなるべく片付けておくのがベターでしょう。
それに、片付けせず、かつての生活が垣間見える空間だと購入希望者も新生活をイメージしづらくなります。
次に、片付けをすれば査定の時のマイナス評価を防げます。
家具や雑貨は置いたままでも査定してもらえることもあります。
最終的には、これらの家財道具は処分されます。
そのため、家財道具の処分費用である「不用品処分費用」を見積もられ、マイナス評価になるのです。
自分で片づければ費用は掛からないため、自分で片づけておく方が良いでしょう。
空き家の片付けは、事前に計画してから行った方が良いでしょう。
例えば、いつ、どの部屋から片付けるか、ゴミは片付け当日に出せるか、自分で処理できない粗大ごみや家電の処分方法をどうするかを決めておくとよいでしょう。
空き家は家族で相談しながらの片付けがおすすめです。
自分だけでものを処分してしまうと後々トラブルに発展することもあります。
そのため、家族間で残しておくもの、使うもの、処分するものを話し合って決めるのが安心です。
処分の費用負担も確かめておきましょう。
遺品や不用品をどう処分するか調べておきましょう。
片付けをする日がごみの回収日かどうか調べておいたり、回収日に片付けに行けない場合は遺品整理会社を検討したりしておくと、片付け当日になってごみの処分に困りません。
家電や骨とう品、美術品は買取も可能です。
それぞれのものにあった処分方法を検討しておきましょう。
片付けは、空き家の印象を下げないためにしておくとよいでしょう。
そのままにして、必要なものや大切な家財道具を処分されてしまうのも防げます。
空き家の片付けは、家族で計画を立てて、処分するものしないものを分けたり、処分方法を調べたりしておくことが大切です。
片付けをして、よりよい状態で不動産査定してもらえるように準備していきましょう。