空き家を相続することになり、どう対処したらいいかわからない方も多いはずです。
この場合は、空き家のリフォームをおすすめします。
空き家のリフォームには意外なメリットがあるのです。
今回は、空き家をリフォームする際に気になる費用やメリットについて解説します。
リフォームはその規模によって、費用が大きく変わります。
まず、全体的なリフォームでいえば、一戸建ての場合は500万円~2000万円ほどとかなり幅が広くなります。
建材や設備によって変わるのです。
設備の質にこだわらず、安くリフォームしようと思えば、300万円ほどでできる可能性もあります。
部分的なリフォームでは、壁や床を始め部分的である場合、数十万円~500万ほどで済むでしょう。
例えば、トイレや風呂設備を入れ替えるなど水回りの設備は新しいものを導入すると良いでしょう。
賃貸として貸し出す場合は、借り手が住みたいと思えるように、壁や床を修繕しましょう。
売却する場合は、清掃して、不快感を覚えない程度にリフォームして置く程度にとどめておくのがおすすめです。
購入後に自分でリノベーションしたいと考えている人も一定数いるためです。
賃貸か売却か、自分で住むかによって、どの程度リノベーションするか考えましょう。
空き家をリフォームするメリット1つ目は、資産価値の増加です。
空き家は、人が済まないことで汚れの蓄積やカビ、虫が発生している場合が多いでしょう。
このように劣化した家をリフォームで綺麗にすれば、試算としての価値を挙げられます。
2つ目は、倒壊や犯罪のリスクを軽減できることです。
空き家を放置すると倒壊したり、空き巣が入ったりすることもあります。
倒壊で誰かをケガさせたり、近隣住民に迷惑をかけたりするのです。
リフォームによって、安全性を確保することが重要です。
3つ目は、特定空き家に認定されづらくなることです。
特定空き家に認定されてしまうと、「住宅用地に係る特例」措置が解除されてしまい、固定資産税が最大6倍になるのです。
リフォームして、衛生面や耐震性を適切に保つことで、特定空家に認定されづらくなります。
空き家のリフォームは、賃貸か売却など利用方法によってリフォームの程度を考える必要がありました。
また、空き家のリフォームには資産価値の向上、空き家のリスクの軽減、税金の対策にも繋がります。
ぜひ、リフォームを選択肢の1つに加えてみましょう。