土地を売却したけど、確定申告が必要なのか不安な方いらっしゃいませんか。
そこで、どのような場合に確定申告が必要なのか、確定申告を申請する方法はなにか知りたい方に向けて解説します。
ぜひ、参考にしてみてくださいね。
確定申告が必要な場合とは、譲渡所得という土地を売却したことによる利益が発生した時です。
譲渡所得に対して税金が発生するので、確定申告を通じて「譲渡所得税」を支払う必要があるのです。
譲渡所得の計算の仕方は、譲渡収入金額から所得費と譲渡費用を引いた方法になります。
この計算の結果に、所得税・住民税・復興所得税の3つを合わせた税率を掛け合わせたものが支払う税金です。
また、掛ける税率はその土地を所有していた期間によって異なります。
5年以上の長期で保有していた場合は、所得税が15%、住民税が5%、復興所得税が0.315%になり、合計の20.315%を掛けることになります。
5年未満の短期で保有していた場合は、所得税が30%、住民税が9%、復興所得税が0.63%になり、合計の39.63%を掛けることになります。
最初に、確定申告に必要な書類を集めます。
必要な書類とは、土地の所有地や売買契約日などがわかる書類のことです。
確定申告書に記入できるように事前に書類を集めておきましょう。
また、勤め人の方は「源泉徴収票」が必要です。
勤務先の所得税額を記入する項目がありますので、こちらも事前に用意しておきましょう。
次に、譲渡所得税を計算します。
上記の計算方法で譲渡所得税を計算できるので、参考にしてみてください。
3番目のステップとして必要な項目を記入します。
税務暑や国税庁から入手した書類、または「確定申告作成コーナー」で記入を進めましょう。
確定申告作成コーナーでは、インターネット上で作成できるだけでなく、指示に従いながら必要な項目を記入するだけなので、とても便利です。
最後に申請書類を提出します。
書類で確定申告書が記入できたら、税務署に持参するか郵送して申請できます。
また、インターネット上で確定申告書を記入した場合は、e-Taxで電子申告することもできます。
電子申告の場合は、マイナンバーカードが必要になりますので、忘れないようにしましょう。
今回は、土地を売却した時の確定申告について詳しくご紹介しました。
土地を売却した方は、確定申告が必要なのかを確認するために本記事を参考にしていただきたいです。
ご自身で確定申告をする自信がない方は、不動産会社や確定申告に詳しいプロにご相談してみましょう。
当社でも不動産について無料で相談を承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。