空き家のサブリースって何?サブリースよりも売却・買取がおすすめの理由とは?

2023-08-30

空家空地

空き家を活用する際に、手間をかけずに運用できる方法として、注目を集めている「サブリース」。

しかし、実際のところは、不動産のオーナーである皆様にとって、大きなリスクが潜むシステムなのです。

そこで今回は、サブリースとは何なのかを示す基本的な情報と、あまり知られていないリスクや注意点についてお伝えします。
また、サブリースの代替方法も紹介するので、空き家の対処でお困りの方は、ぜひ参考にしてください。


□空き家のサブリースとは



サブリースとは、サブリース会社がオーナー様の所有する不動産を一括借り上げした上で、賃貸物件としてその不動産を他の人に貸し出す仕組みのことです。
オーナー様から借り上げた不動産を、さらに他の入居希望者に貸し出すことから、「転貸」「転貸し」「又貸し」と呼ばれることもあります。

サブリース契約では、物件の運用に関する知識と経験に富んだサブリース会社が、オーナー様に代わって賃貸経営をすることで、スムーズかつ効率的に経営を進めることを目的としています。
もし、不動産のオーナー様だけで賃貸経営をする場合、広告・宣伝から入居者対応まで、たくさんの手間とお金がかかってしまいます。
また、適切に経営していくためには、それなりのノウハウと経験が求められるため、上手に経営を回していくことはなかなか難しいです。

そこで、サブリース会社の力を借りれば、専門的なノウハウに基づいて賃貸物件を運営してもらえるため、物件を無駄なく適切に運用してもらえるでしょう。

しかし、ここまでがサブリースの表面であって、そこにはリスクも潜んでいます。
そこで次の項では、サブリースのリスクや注意点についてお伝えしていきます。

□サブリースよりも売却・買取がおすすめの理由



サブリース契約では、会社側は難しい言葉を並べて、分厚い契約書を用意してきます。
また、交渉の上では、不当に安い金額での賃貸事例を持ち出して、減額に応じさせようとする会社もあります。
そのため、専門的な知識や断る勇気がないと、適切な家賃収入を得られないかもしれません。

それだけではなく、サブリース会社が倒産する可能性もあります。
倒産した場合には、家賃の回収が非常に難しいため、結果として損失に繋がってしまいます。

こうしたリスクがサブリースには潜んでいるため、安易に契約を結んでしまうのは大変危険です。
もし、サブリース契約を結ぶための特別な理由がない場合には、空き家を売却や買取に出してしまった方が良いでしょう。

売却や買取であれば、現時点でまとまった現金収入を得られるため、不動産に投資した資金を回収することが可能です。
サブリースとは違い、確実な収入を期待できるので、安心して今後の生活に備えられます。

また、サブリースではなく、自分で賃貸経営する方法もあります。
ただし、こちらは維持管理に手間と費用がかかるだけでなく、専門的なノウハウや経験がないと収入を得られず、むしろ損をしてしまうかもしれません。
そのため、特に貸し出す必要性がないのであれば、空き家は売却や買取によって処分するのがおすすめです。


□まとめ



空き家のサブリース契約は、空き家を無駄なく効率的に運用するためのものですが、安易に契約を結んでしまうと、思いがけないトラブルに巻き込まれてしまうかもしれません。
そのため、必要性がないと感じた場合には、素直に売却や買取に出すことも検討してみてください。

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